今回のビデオ(曲)は前回の「バリー・マニロウ」の続きで「歌の
贈りもの」(「I Write the Songs」)という曲です。
この曲は1975年にリリースされたバリー・マニロウの3枚目のアルバム
『歌の贈りもの 』(『Tryin’ to Get theFeeling』)からの最初のシン
グルカットで1976年1月にチャートの首位になっいます。
この曲は「シンガーがこれまでの半生を歌い、これからも歌っていく決意
を示した歌」のようなのですが…、この曲の作者はバリー自身ではなくビ
ーチ・ボーイズのメンバーとして有名な「ブルース・ジョンストン」です。
「ブルース・ジョンストン」が「ブライアン・ウィルソン」(ビーチ・ボ
ーイズの数々の曲を作った天才)の病気を励まそうとして作った歌だ、と
いう説もあったそうなのですが、ブルース・ジョンストン本人によると、
「この曲はブライアンとは関係ない。この曲の主人公は“神様”なんだ。歌は
私たちみんなの内面にある想像の精神のなかから生まれてくる。」
ということのようです。
バリーは当初、この曲のレコーディングをためらったそうです。彼の自伝
『Sweet Life』の中でこう語っています。
「この曲の問題というのは歌詞を注意深く受け取ってもらえないと、この
曲は歌い手が自分のことを歌った歌だと思ってしまうことなんだ。記念
碑的な感傷旅行(エゴ・トリップ)に思ってしまうんだよ」
しかしながら、当時、アリスタ・レコードの社長だったクライヴ・デイヴ
ィスの説得を受け、レコーディングの結果、彼の代表作となる大ヒットと
なりました。英語の歌詞のみのビデオですが、興味のある方は視聴されて
みてはいかがでしょうか。