ジョニーが凱旋するとき

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 今回の曲は、前回の「世界の民謡の映画音楽」の続
きで、「ジョニーが凱旋するとき」、「愛のロマンス」
(禁じられた遊び)、「聖者の行進」です。

1.「ジョニーが凱旋するとき」です。
このビデオは音のみです。
2014/01/22 に公開。

「ジョニーが凱旋するとき」(When Johnny Comes Marching
Home)は南北戦争の最中の1863年、北軍のバンド指揮者
であったパトリック・ギルモアが、北軍で歌われていた
酒宴の歌「Johnny Fill Up the Bowl」のメロディに新
しい歌詞をつけてバンド曲に編曲したもので、もともと
はアイルランド民謡として歌われていた作詞・作曲者
不明の曲「あのジョニーはもういない」(Johnny I hardly
knew ye)と言う曲で、「凱旋」とは真逆の内容の曲で
あったようです。

映画での使用例としては、日本映画の『塀の中の懲り
ない面々』やアメリカ映画の『博士の異常な愛情』、
『ダイ・ハード3』、などに使われています。

※南北戦争:1861年から1865年にかけて、アメリカ合衆
国の北部諸州とアメリカ連合国を称した南部諸州との間
で行われた内戦である。

※パトリック・ギルモア:Patric Gilmore、アイルラ
ンド出身の音楽家。

2.ポール・モーリア・グランド・オーケストラの演奏
による「愛のロマンス」(禁じられた遊び)です。
このビデオはスライドショーです。
2016/11/02 に公開。

※ポール・モーリア:特に日本では「ラブ・サウンド
の王様」と呼ばれ、イージーリスニング界の第一人者
として有名。

「愛のロマンス」の起源についてはスペインの民謡と
されることが多いですが、19世紀後半にギターの練習
用として作られたものと考えられており、実際にクラ
シック・ギターの練習曲の定番として広く演奏されて
います。最初に映画で使われたのは1941年に製作された
アメリカ映画『血と砂』ですが、1952年のフランス映画
『禁じられた遊び』の主題曲としてギタリストの「ナル
シソ・イエペス」が編曲・演奏したことで世界的に知ら
れるようになりました。

※『禁じられた遊び』:第二次世界大戦中、家族を失っ
た幼い少女ポーレットと心優しい少年ミシェルの無垢な
交流を描いた反戦映画。

※ナルシソ・イエペス:Narciso Yepes、(1927年11月14日
– 1997年5月3日)はスペインのギタリスト、作曲家。

3.ルイ・アームストロングによる「聖者の行進」
(When The Saints Go Marching In)です。
このビデオは音のみです。
2012/03/13 に公開。

「聖者の行進」(When The Saints Go Marching In)は、
アメリカのポピュラー・ソング(アメリカ民謡)、黒人
霊歌の一つで、ディキシーランド・ジャズのナンバー
でもあります。「聖者が街にやってくる」の日本語題
でも知られています。映画『5つの銅貨』(1960年)で
この曲が使用され、ルイ・アームストロングとダニー・
ケイの歌ったこの曲が有名になりました。(今回のビデオ
はこのバージョンではありません。)

※ディキシーランド・ジャズ:ディキシーランド発祥
のジャズの1スタイルで、ジャズの中でも特に楽しく、
活気のある雰囲気が特徴。管楽器を多用したビッグ・
バンド・スタイルでの演奏が多い。

※ルイ・アームストロング:Louis Armstrong は、アフ
リカ系アメリカ人のジャズミュージシャン。ジャズ・
ヴォーカルの開祖的なシンガーとしても著名。

※ダニー・ケイ:Danny Kaye は、アメリカ合衆国の俳優、
歌手、コメディアン。

以上の3曲です。
興味のある方は視聴されてみてはいかがでしょうか。