Nothing From Nothing

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 今回の曲は、『バッド・ティーチャー』のサウ
ンドトラックより「Nothing From Nothing」、
『トゥルー・グリット』の サウンドトラックより
「What a friend we have in Jesus」、『朝な夕なに』
(Immer wenn der Tag beginnt)の主題曲で、「真夜
中のブルース」(Mitternachtsblues)です。

1『バッド・ティーチャー』より「Nothing From Nothing」

『バッド・ティーチャー』のサウンドトラックより、
ビリー・プレストンの「Nothing From Nothing」です。
2015/10/22 に公開。

※ビリー・プレストン(Billy Preston)(1946年9月2日 –
2006年6月6日)は、アメリカ合衆国のミュージシャン。
担当楽器:ボーカル,‎鍵盤楽器‎。

キーボード奏者として、ビートルズやローリング・ス
トーンズを始めとする多くのミュージシャンたちと共
演した他、ソロ・シンガーとしても活動した。ビート
ルズのシングルにクレジットされたこともあり、後に
「5番目のビートルズ」としばしば呼ばれた。

「Nothing From Nothing」の歌詞の内容は、

「何もしなければ何も得られない。
何かを得たければ、それを得る努力が必要だ」

「でもきみと僕が一緒にいれば、素敵なことが
できるんだよ」

と言うことを歌っています。

カバー曲

この曲は、
マック・ミラー
※Mac Millerは、アメリカ合衆国のラッパー、歌手、
ソングライター、音楽プロデューサー。

ラズロ・ベイン
※Lazlo Baneは、米国カリフォルニア州サンタモニカ
出身のロックバンド。

The Ghost of Paul Revere
※Ghost of Paul Revereは、アメリカのフォークトリオ。

等のアーティストによるカバー曲があります。

『バッド・ティーチャー』(Bad Teacher)は、2011年の
アメリカ合衆国のコメディ映画で、教育に対する熱意は
ゼロ、玉の輿にのることばかり考えている女性教師が、
裕福な男性をつかまえようと奮闘する姿を描いています。

2『トゥルー・グリット』より「What a friend we have in Jesus」

前回もありました、『トゥルー・グリット』の サウ
ンドトラックより、今回の曲は、Paul Balocheが歌う
「What a friend we have in Jesus」です。
2010/10/22 に公開。

※Paul Baloche(1962年6月4日 – )は、アメリカのキリ
スト教音楽アーティスト、シンガーソングライター。

※「いつくしみ深き」(原題: What A Friend We Have In
Jesus)は、キリスト教の賛美歌・聖歌のひとつ。(讃美歌
312番) 日本でも教会での結婚式や葬式などで歌われるこ
とが多い。

詞:ジョセフ・スクライヴェン
曲:チャールズ・コンヴァース

この曲の歌詞は、いろいろあって、1910年(明治43年)
に文部省唱歌となった「星の界(よ)」(杉谷代水作詞)、
小学校の音楽教科書になった「星の世界」(川路柳虹作詞)、
また、「母君にまさる」やその他の題名で母親の情愛を歌
った日本語歌詞も複数存在しています。

※ジョセフ・スクライヴェン(Joseph Scriven)(1819-
1886年)は、アイルランド系カナダ人牧師。

※チャールズ・コンヴァース(Charles Converse)
(1832年10月7日 – 1918年 10月18日)は、アメリカ合
衆国の弁護士。ドイツ留学時代に音楽理論と作曲を修
めたアマチュアの作曲家。

カバー曲

「What a friend we have in Jesus」は、
アラン・ジャクソン
※Alan Jacksonは、アメリカのシンガーソングライター。

アレサ・フランクリン
※Aretha Franklinは、アメリカ合衆国出身の女性シン
ガーソングライター、ピアニスト。

エラ・フィッツジェラルド
Ella Fitzgeraldは、アメリカ合衆国のジャズ・シンガー。

Bing Crosby
※ビング・クロスビーは、アメリカ合衆国の歌手、俳優。

James Jones Jr
※James Jones Jrは、音楽家。

等の他、多くのアーティストのカバー曲があります。

※『トゥルー・グリット』(原題: True Grit):ある少女
が2人の男と共に、父親殺しの犯人を追う復讐劇を描く。
(2010年、アメリカ映画)

3『朝な夕なに』より「真夜中のブルース」

『朝な夕なに』(Immer wenn der Tag beginnt)の主題
曲で、「真夜中のブルース」(Mitternachtsblues)です。
2020/05/28 に公開。

この映画の音楽担当はフランツ・グローテで、この
「真夜中のブルース」もフランツ・グローテの作曲です。
今回は、彼の楽団の演奏のものではなくて、ベルト・
ケンプフェルト楽団の演奏のものです。
(この曲はベルト・ケンプフェルト楽団の曲としても知ら
れているそうです。)

■フランツ・グローテ楽団のものはこちらです。

※フランツ・グローテ(Franz Grothe)(1908年9月17日
– 1982年9月12日)は、主に映画音楽を作ったドイツの
作曲家。

※ベルト・ケンプフェルト(Bert Kaempfert)(1923年
10月16日 – 1980年6月21日)は、ドイツ出身の楽団指
揮者、作曲家、編曲家。プロデューサー。

映像での実際のものは、
こちら  
 と
こちら(バンドリーダーであった学友の埋葬場で、
葬送曲代わりに演奏されるシーン)

 です。

『朝な夕なに』(Immer wenn der Tag beginnt)は1957年
の西ドイツの青春映画で、高校生達とひとりの女教師を
めぐる、師弟愛、恋愛感情などが、ユーモアと清純さを
たたえて描かれています。

以上の3曲です。
興味のある方は視聴されてみてはいかがでしょうか。