Music not used in movies

2024年2月17日

少し前までは、基本的に「映画で使われている音楽」をご紹介してきたのですが、今回はその”しばり”を取っ払って3曲程ご紹介したいと思います。
古い曲ばかりですが、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

「When I’m Good and Ready」(1993) Sybil(シビル)

ソングライター・プロデューサー
Stock / Waterman

バッキング・ボーカル
Mae McKenna, Stock and Miriam Stockley

※「Sybil」(シビル):(1963年6月2日 – )アメリカのR&Bおよびポップのシンガーソングライター。1980年代半ばから1990年代半ばにかけて、顕著な成功を収めた。

※「Stock Aitken Waterman」(ストック・エイトキン・ウォーターマン)(頭文字を取ってSAWとも呼ばれる)は、イギリスの音楽プロデューサーチームである。

1980年代に流行したハイ・エナジー、1985年以降に現れたユーロビートと呼ばれる音楽ジャンルを牽引した。SAWがプロデュースした楽曲は分かりやすく、各国で流行した。

  • Mike Stock(マイク・ストック)
  • Matt Aitken(マット・エイトキン)
  • Pete Waterman(ピート・ウォーターマン)

「Morning Train (9 to 5)」(1980) Sheena Easton(シーナ・イーストン)

※Sheena Easton(シーナ・イーストン)(1959年4月27日 – )は、イギリス・スコットランド出身の歌手。
期待の新人女性歌手として80年に「モダン・ガール」でデビュー。
代表曲に「モーニング・トレイン」「ユア・アイズ・オンリー」などがある。

こちらはライブでのMorning Train (9To5)です。

水谷怜というシンガーソングライターがこの曲をカバーしています。

※水谷怜:アコースティックギターで弾き語りをする、植物が大好きなシンガーソングライター。持ち前のハイトーンボイスと、詩的な歌詞が特徴。

2019年〜2022年まで、ソニー・ミュージック・エンタテインメントが主催するアコースティックセッショングループ「ぷらそにか」に在籍。

「怪獣のバラード」(1972)

この曲は正確に言えば、映画では使われていませんが、番組では使われていますが、

合唱曲

作詞:岡田冨美子、作曲:東海林修

怪獣のバラードは、1972年6月、NHK総合テレビの音楽番組『ステージ101』の番組オリジナルソングとして発表されました。

※岡田 冨美子(おかだ ふみこ):日本の作詞家。広島県府中市出身。
代表作は「怪獣のバラード」、「スシ食いねェ!」「ロンリーチャップリン」など。

※東海林 修(しょうじ おさむ)(1932年9月6日 – 2018年4月30日):日本の作曲家、編曲家、シンセサイザー奏者。
編曲の代表作品は「許されない愛」「危険なふたり」(共に沢田研二)など。

※『ステージ101』は、1970年1月10日から1974年3月31日までNHK総合テレビジョンで放送された音楽番組である。

この番組は、1960年代に全世界を覆った学園紛争の嵐で傷ついた若者の心を癒し良質の音楽を紹介しようという意図で企画された、NHK初の若者向け音楽番組である。

こちらは、ヤング101による「怪獣のバラード」です。こちらがオリジナルの「怪獣のバラード」です。

※ヤング101は既にレコード・デビューしていたグループや歌手から無名の新人に至るまで、多彩な顔触れが集められて結成された。

合計88名の歴代メンバーは厳しい指導を受けて高度の実力を身につけて、ヤング101を卒業した後は多くが音楽や演劇のプロフェッショナルとなった。

こちらは、Little Glee Monsterによる「怪獣のバラード」です。

※Little Glee Monster(リトル グリー モンスター):日本の女性ボーカルグループ。2013年5月結成。2014年10月29日にメジャーデビュー。